学科【オンライン】2025.12.4
授業内容
- Adobe After Effectsについて
- ソフトの役割や特徴について
- 動画制作のポイント
- 課題制作
習得内容
- Adobe After Effectsについて
■After Effectsでできること
モーショングラフィックス:
テキスト、ロゴ、画像などに動きを与えることができる。
例えば、ロゴがアニメーションで登場したり、テキストがフェードインしたりする効果を作成できる。
【VFX(視覚効果)】
実写映像に特殊効果を加えることができる。例えば、爆発シーン、天候の変化、オブジェクトの追加や削除など、現実には存在しない映像を作り出すことができる。
【合成】
複数の映像素材を組み合わせて一つの映像にすることができる。例えば、人物を別の背景に合成したり、複数の映像を重ねて複雑な効果を作り出すことができる。
【タイトルとテロップ】
動画にタイトルやテロップを追加することができる。単に文字を表示するだけでなく、アニメーションやエフェクトを加えることで、より印象的な表現が可能。
【アニメーション】
キャラクターアニメーションや2Dアニメーションを作成することができる。
■After Effectsの特徴
業界標準: 映画、テレビ、CMなど、プロの映像制作現場で広く使用されている。
【高度な機能】
複雑なエフェクトやアニメーションを作成するための豊富なツールを備えている。
【他のAdobe製品との連携】
Premiere Pro、Photoshop、Illustratorなど、他のAdobe製品とシームレスに連携できる。
例えば、Photoshopで作成した画像をAfter Effectsでアニメーションさせたり、PremiereProで編集した動画にAfter Effectsで特殊効果を加えることができる。
【豊富なプラグイン】
サードパーティ製のプラグインを利用することで、機能を拡張することができる。
- ソフトの役割や特徴について
■After EffectsとPremiere Proの違い
◇Premiere Pro
主に動画のカット編集、トランジション、基本的な色調整など、動画の編集作業全般に使用される。
◇After Effects
主に動画に特殊効果、アニメーション、合成などを加えるために使用される。
例えるなら、Premiere Proは「動画の組み立て」を行うツールで、AfterEffectsは「動画の装飾」を行うツール。
■After Effectsはどんな人におすすめ?
【映像編集者】
映画、テレビ番組、CMなどの制作に携わる方。
【モーショングラフィックスデザイナー】
ロゴアニメーション、ウェブアニメーション、プレゼンテーション動画などを制作する方。
【VFXアーティスト】
特殊効果を制作する方。
【YouTuberやVlogger】
より高度な編集やエフェクトを動画に加えたい方。
【アニメーター】
2Dアニメーションを制作する方。
- 動画制作のポイント
■15秒の動画を作りましょう!
01.コンポジション設定とファイルの読み込み
※15秒の場合「デュレーション」の項目で、時間を[0:00:15:00]と設定。
▢コンポジションとは?
コンポジション(略してコンポ)は、After Effectsにおける作業スペース。
動画や画像、テキストなどの素材(フッテージ)を配置し、エフェクトやアニメーションを加えて映像を構成する。コンポジションの設定は、最終的な映像の形式(解像度、フレームレートなど)を決定する。
▢コンポジションの作成方法
After Effectsを起動し、「新規プロジェクト」を選択。
→「新規コンポジション」をクリック。
(または、メニューバーから「コンポジション」>「新規コンポジション」を選択)
→「コンポジション設定」ダイアログボックスが表示される。
▢コンポジション設定ダイアログボックスの主な項目
【コンポジション名】
コンポジションの名前を入力。プロジェクト内で複数のコンポジションを作成する場合、分かりやすい名前を付けることで管理が容易になる。
【プリセット】
あらかじめ用意された設定(プリセット)を選択できる。よく使われるプリセットには以下のようなものがある。
▲HDTV 1080 29.97:
フルHD(1920×1080ピクセル)、29.97fps(フレーム/秒)。
テレビ放送やオンライン動画でよく使われる。
▲HDTV 720 29.97:
HD(1280×720ピクセル)、29.97fps。フルHDよりもファイルサイズを抑えたい場合に適している。
▲NTSC DV Widescreen:
DVDなどのSD解像度(720×480ピクセル)、29.97fps。
▲PAL DV Widescreen:
DVDなどのSD解像度(720×576ピクセル)、25fps。
【幅と高さ】
コンポジションの解像度をピクセル単位で指定。プリセットを選択すると自動的に値が入力されるが、必要に応じて変更できる。
【ピクセル縦横比】
ピクセルの縦横比を指定。通常は「正方形ピクセル」を選択。
【フレームレート】
1秒間に表示するフレーム数(fps)を指定。
24fps: 映画などでよく使われる。
29.97fps: テレビ放送やオンライン動画でよく使われる。
30fps: Web動画などでよく使われる。
60fps: スムーズな動きを表現したい場合や、スローモーションを作成する場合に適している。
【デュレーション】
コンポジションの長さを指定。時間、分、秒、フレームで指定できる。
【背景色】
コンポジションの背景色を指定。
▢コンポジション設定の変更方法
作成したコンポジションの設定は、後から変更することもできる。以下のいずれかの方法で「コンポジション設定」ダイアログボックスを開く。
プロジェクトパネルから:
変更したいコンポジションを右クリックし、「コンポジション設定」を選択。
タイムラインパネルから:
タイムラインパネルの右上にあるメニューアイコンをクリックし、「コンポジション設定」を選択。
メニューバーから:
メニューバーの「コンポジション」>「コンポジション設定」を選択。
▢よく使うプリセットと設定
【YouTube向け】
プリセット: HDTV 1080 29.97 または HDTV 1080 30
幅: 1920
高さ: 1080
フレームレート: 29.97fps または 30fps
【Instagram向け(正方形動画)】
幅: 1080
高さ: 1080
フレームレート: 30fps
Instagramストーリーズ/縦型動画:
幅: 1080
高さ: 1920
フレームレート: 30fps
▢設定のポイント
▲最終出力形式を考慮する:
最終的にどのような形式で出力するのかを考えて設定しよう。例えば、YouTubeにアップロードする場合は、YouTube推奨の設定に合わせることで、最適な画質でアップロードできる。
▲フレームレートは素材に合わせる:
素材のフレームレートと異なるフレームレートでコンポジションを作成すると、動きがカクカクしたり、逆に滑らかになりすぎたりする場合がある。
▲デュレーションは余裕を持って設定する:
編集途中で尺が足りなくなることを避けるため、ある程度余裕を持ってデュレーションを設定することをおすすめする。
▢読み込めるファイル形式
※フッテージ・ファイル(素材)
▲主なファイル形式
After Effectsは、以下の種類のファイルを読み込むことができる。
【映像ファイル】
QuickTime (.mov): 幅広く使われる形式で、様々なコーデックに対応。
AVI (.avi): Windowsで一般的な形式だが、コーデックによっては読み込めない場合がある。
MP4 (.mp4): Web動画でよく使われる形式で、H.264コーデックなどが一般的。
MPEG (.mpg, .mpeg, .mpe, .m2v, .m2p): DVDなどで使われる形式。
MXF (.mxf): 放送業界などで使われる形式。
FLV (.flv): Flash Video形式。
3GP (.3gp, .3g2): 携帯電話などで使われる形式。
その他: WMV (.wmv), WebM (.webm), RED (.r3d), ARRI (.ari) など、様々な形式に対応。
【音声ファイル】
WAV (.wav): 非圧縮の音声形式で、高音質。
AIFF (.aif, .aiff): Appleが開発した音声形式。
MP3 (.mp3): 圧縮された音声形式で、ファイルサイズが小さい。
AAC (.aac, .m4a): MP3よりも高音質で、ファイルサイズも小さい。
【画像ファイル】
JPEG (.jpg, .jpeg): 圧縮された画像形式で、Web画像などでよく使われる。
PNG (.png): 可逆圧縮の画像形式で、透過情報を持つことができる。
TIFF (.tif, .tiff): 非圧縮または可逆圧縮の画像形式で、高画質。
PSD (.psd): Photoshopのファイル形式で、レイヤー情報などを保持。
AI (.ai): Illustratorのファイル形式で、ベクターデータなどを保持。
EPS (.eps): ベクター画像形式。
その他: BMP (.bmp), GIF (.gif), OpenEXR (.exr), HDR (.hdr) など、様々な形式に対応。
【その他のファイル】
After Effectsプロジェクト (.aep, .aepx):
After Effectsのプロジェクトファイルを読み込むことができる。
Premiere Proプロジェクト (.prproj):
Premiere Proのプロジェクトファイルを読み込むことができる(Dynamic Linkを使用)。
Cinema 4Dファイル (.c4d):
Cinema 4Dのファイルを読み込むことができる。
XML (.xml):
Final Cut Proなどの編集ソフトから出力されたXMLファイルを読み込むことで、タイムライン情報をAfter Effectsに持ち込むことができる。
OBJ (.obj):
3Dモデルファイル形式。
02.アニメーションについて
▢キーフレームについて
キーフレームとは、タイムライン上の特定の時点におけるプロパティの値を記録したもの。
例えば、あるレイヤーの位置をアニメーションさせたい場合、開始位置と終了位置にキーフレームを作成し、それぞれの位置情報を記録する。
After Effectsは、これらのキーフレーム間の値を自動的に補間し、滑らかな移動を表現する。
▲キーフレームの追加方法
△ストップウォッチアイコンをクリック:
アニメーションさせたいプロパティ(例えば「位置」)の左側にあるストップウォッチアイコンをクリック。これにより、そのプロパティのアニメーションが有効になり、現在の時間インジケーターの位置に最初のキーフレームが作成される。
△プロパティ値を変更:
ストップウォッチアイコンがオンになっている状態で、時間インジケーターを別の時間に移動し、プロパティの値を変更すると、自動的に新しいキーフレームが作成される。
△メニューから追加:
メニューバーの「アニメーション」>「[プロパティ名]キーフレームを追加」を選択。例えば、「アニメーション」>「位置キーフレームを追加」を選択する。
▲キーフレームの操作
△キーフレームの選択:
タイムライン上でキーフレームをクリックすると選択できる。複数のキーフレームを同時に選択するには、Shiftキーを押しながらクリックするか、ドラッグで囲む。
△キーフレームの移動:
選択したキーフレームをドラッグすることで、時間軸上で移動できる。
△キーフレームの削除:
選択したキーフレームをDeleteキーまたはBackspaceキーで削除できる。
△キーフレームのコピー&ペースト:
選択したキーフレームをCtrl+C(Macの場合はCommand+C)でコピーし、別の時間に時間インジケーターを移動してCtrl+V(Macの場合はCommand+V)でペーストできる。
△キーフレームの反転ペースト:
コピーしたキーフレームを反転させてペーストすることができる。例えば、右から左への移動アニメーションをコピーし、反転ペーストすることで、左から右への移動アニメーションを作成できる。メニューバーの「編集」>「反転したキーフレームをペースト」を選択(ショートカットキーはCtrl+Shift+VまたはCommand+Shift+V)。
▲キーフレームの種類と補間方法
After Effectsでは、キーフレーム間の補間方法をいくつか選択できる。これにより、アニメーションの動きの質感を調整できる。
△線形補間(Linear Interpolation):
キーフレーム間を直線で補間。一定の速度で変化する動きになる。
△イージーイーズ(Ease In/Ease Out):
キーフレームの前後で速度が緩やかに変化する。自然な加速・減速を表現できる。
△イーズイン(Ease In):
キーフレームの直前で速度が緩やかに変化する。
△イーズアウト(Ease Out):
キーフレームの直後で速度が緩やかに変化する。
△ベジェ補間(Bezier Interpolation):
キーフレームにハンドルが表示され、曲線を調整することでより複雑な補間が可能。
補間方法を変更するには、キーフレームを選択し、右クリックして「キーフレーム補助」から目的の補間方法を選択するか、グラフエディターで調整する。
▲グラフエディター
グラフエディターを使用すると、キーフレーム間の補間を視覚的に調整できる。
△速度グラフ:
時間経過に伴う速度の変化をグラフで表示する。グラフの傾きが急なほど速度が速く、緩やかなほど速度が遅い。
△値グラフ:
時間経過に伴うプロパティの値の変化をグラフで表示する。
グラフエディターでキーフレームのハンドルを操作することで、より細かくアニメーションの動きを調整できる。
▲キーフレームアニメーションの例
△位置のアニメーション:
オブジェクトを画面の端から端へ移動させる。
△スケールのアニメーション:
オブジェクトを拡大・縮小させる。
△回転のアニメーション:
オブジェクトを回転させる。
△不透明度のアニメーション:
オブジェクトをフェードイン・フェードアウトさせる。
▲キーフレームを使用する際のヒント
△キーフレームを打ちすぎない:
必要最小限のキーフレームでアニメーションを作成することで、編集作業が楽になる。
△イージングを活用する:
イージングを使用することで、より自然な動きを表現できる。
△グラフエディターで微調整する:
グラフエディターを使用することで、より複雑な動きを表現できる。
△プレビューを繰り返す:
アニメーションを作成したら、プレビューを繰り返して動きを確認し、必要に応じて修正する。
03.エフェクトについて
▢エフェクトの種類
After Effectsには、大きく分けて以下のような種類のエフェクトがある。
▲カラー補正:
色相、彩度、明度、コントラストなどを調整し、映像の色味を補正・変更する。(例:トーンカーブ、レベル補正、色相/彩度)
▲ディストーション:
映像を歪ませたり、変形させたりする。(例:波形ワープ、タービュレントディスプレイス、ベンド)
▲ブラー&シャープ:
映像をぼかしたり、逆にシャープにしたりする。(例:ガウスブラー、シャープ、方向ブラー)
▲ノイズ&グレイン:
映像にノイズや粒子状の質感を加える。(例:ノイズを加える、グレインを追加)
▲スタイライズ:
映像に独特なスタイルや効果を加える。(例:輪郭抽出、ポスタリゼーション、ソーラリゼーション)
シミュレーション: パーティクル(粒子)や物理現象をシミュレートします。(例:パーティクルワールド、CC Particle Systems II)
▲トランジション:
映像と映像の切り替え効果を作成する。(例:リニアワイプ、クロスディゾルブ)
▲ユーティリティ:
その他の便利な機能を提供するエフェクト。(例:クロップ、塗りつぶし)
▲3Dチャンネル:
3D関連の処理を行うエフェクト。(例:3Dメガネ、コンポジット)
▲キーイング:
特定の色を抜き、背景を透明にするエフェクト。(例:キーイング、カラーキー)
▲マット:
マスク作成やマット合成に使用するエフェクト。(例:マット生成、シンプルチョーカー)
▲オーディオ:
音声処理を行うエフェクト。(例:イコライザー、リバーブ)
▲プラグインエフェクト:
サードパーティ製のプラグインを導入することで、標準エフェクト以外の効果を追加できる。
▢エフェクトの使い方
▲レイヤーを選択:
エフェクトを適用したいレイヤーをタイムラインパネルで選択。
▢エフェクトの適用
▲エフェクト&プリセットパネルから:
パネル内でエフェクト名を検索し、レイヤーにドラッグ&ドロップ。
▲メニューバーから:
メニューバーの「エフェクト」から目的のエフェクトを選択。
▲エフェクトコントロールパネルで調整:
エフェクトを適用すると、エフェクトコントロールパネルにパラメータが表示されるので、値を調整して効果をカスタマイズする。
▢エフェクトの操作
▲エフェクトのオン/オフ:
エフェクトコントロールパネルで、エフェクト名の左にある目のアイコンをクリックすると、エフェクトのオン/オフを切り替えられる。
▲エフェクトの削除:
エフェクトコントロールパネルで、削除したいエフェクトを選択し、DeleteキーまたはBackspaceキーを押す。
▲エフェクトのコピー&ペースト:
エフェクトコントロールパネルで、エフェクトを選択し、Ctrl+C(Macの場合はCommand+C)でコピーし、別のレイヤーにCtrl+V(Macの場合はCommand+V)でペーストできる。
▲エフェクトの順序:
エフェクトコントロールパネルで、エフェクトをドラッグ&ドロップすることで、適用順序を変更できる。エフェクトの順序によって結果が変わることがある。
▢キーフレームとエクスプレッション
▲キーフレーム:
エフェクトのパラメータにキーフレームを打つことで、時間経過とともに変化する効果を作成できる。
▲エクスプレッション:
JavaScriptベースのスクリプトを使用して、エフェクトのパラメータを動的に制御できる。
▢エフェクトの活用例
▲色調補正:
映像の色味を調整し、雰囲気を変える。
▲特殊効果:
SF映画のような光線や爆発などの効果を作成する。
▲モーショングラフィックス:
テキストや図形にアニメーションとエフェクトを組み合わせて、動きのあるグラフィックを作成する。
▲映像の修復:
ノイズ除去や手ブレ補正など、映像の品質を向上させる。
▢エフェクトを探す方法
▲エフェクト&プリセットパネル:
エフェクト名の一部を入力すると、候補が表示される。
▲オンラインリソース:
Adobeの公式ウェブサイトやチュートリアルサイト、YouTubeなどで、様々なエフェクトの使い方や応用例が紹介されている。
04.レイヤーについて
・文字
レイヤー > 新規 > 文字
・シェイプ
レイヤー > 新規 > シェイプ
・マスク
レイヤー > 新規 > 平面 ※そこから図形ツールの描画
05.書き出しについて
▢書き出しの基本:レンダーキューを使う方法
After Effects単体で書き出せる形式は、主にMOVとAVI。高画質で保存したい場合や、他の編集ソフトで編集する場合に適している。
【コンポジションを選択】
書き出したいコンポジションが選択されている状態にする。
【レンダーキューに追加】
メニューバーから「コンポジション」>「レンダーキューに追加」を選択。
または、タイムラインパネルの下部にある「レンダーキュー」タブをクリック。
【レンダー設定】
「レンダー設定」をクリックすると、画質や解像度などを設定するウィンドウが開く。
「プリセット」から適切な設定を選択するか、個別に設定することもできる。
▲「最高画質」:
最も高画質で出力しますが、ファイルサイズが大きくなる。
▲「ドラフト」:
画質は落ちますが、高速にレンダリングできる。プレビューなどに使用。
必要に応じて「フレームレート」「解像度」「フィールドレンダリング」などを調整。
【出力モジュール】
「出力モジュール」をクリックすると、出力形式やコーデックなどを設定するウィンドウが開く。
「形式」から出力形式を選択。(例:QuickTime、AVI)
「ビデオ出力」の「形式オプション」をクリックすると、コーデックを選択できる。
QuickTimeの場合、「Apple ProRes」は高画質で編集に適したコーデックである。
AVIの場合、「Uncompressed」は非圧縮で最高画質ですが、ファイルサイズが非常に大きくなる。
【出力先】
「出力先」をクリックして、保存場所とファイル名を指定する。
【レンダリング】
「レンダリング」ボタンをクリックすると、書き出しが開始される。
▲MP4で書き出す方法:Adobe Media Encoderを使う方法
After Effects単体ではMP4で書き出すことはできないが、Adobe Media Encoderと連携することでMP4出力が可能。
Media EncoderはAfter Effectsと同時にインストールされることが多い。
▲コンポジションを選択: 書き出したいコンポジションが選択されている状態にする。
【Media Encoderキューに追加 】
メニューバーから「ファイル」>「書き出し」>「Adobe Media Encoderキューに追加」を選択。
Media Encoderが起動: Media Encoderが自動的に起動し、コンポジションがキューに追加される。
【出力形式を設定】
「形式」から「H.264」を選択。これがMP4形式。
「プリセット」から適切なプリセットを選択するか、個別に設定することもできる。
「YouTube 1080p HD」や「H.264 – 高ビットレート」などがよく使われる。
「出力ファイル」をクリックして、保存場所とファイル名を指定。
【エンコード開始】
右上の緑色の再生ボタンをクリックすると、エンコードが開始される。
▲透過動画(背景が透明な動画)を書き出す方法
背景が透明な動画を書き出すには、アルファチャンネルを含んだ形式で書き出す必要がある。
コンポジションの背景を透明にする: コンポジション設定で背景色を透明にする。(背景が透明になっていることを確認)
【出力モジュールを設定】
レンダーキューまたはMedia Encoderで出力モジュールを設定。
QuickTime形式で書き出す場合は、「ビデオ出力」の「チャンネル」を「RGB + アルファ」に設定。
PNGシーケンスで書き出す場合は、各PNG画像がアルファチャンネルを持つ。
書き出し: 通常通り書き出し。
▢書き出し時の注意点
▲ファイルサイズ:
高画質で書き出すほどファイルサイズが大きくなる。用途に合わせて適切な設定を選択しよう。
▲レンダリング時間:
高画質、高解像度、複雑なエフェクトを使用している場合は、レンダリングに時間がかかることがある。
▲コーデック:
再生環境に合わせて適切なコーデックを選択しよう。H.264は汎用性が高く、多くの環境で再生できる。
▲プレビュー:
書き出す前に必ずプレビューを行い、問題がないか確認しよう。
▢書き出し設定の例
YouTubeやVimeoなどのWeb動画:
形式:H.264
プリセット:YouTube 1080p HD、またはH.264 – 高ビットレート
解像度:1920×1080 (フルHD) または 1280×720 (HD)
フレームレート:29.97fps または 24fps
編集用素材:
形式:QuickTime
コーデック:Apple ProRes 422 HQ
解像度:元の素材と同じ
フレームレート:元の素材と同じ
透過動画:
形式:QuickTime または PNGシーケンス
チャンネル:RGB + アルファ
これらの情報を参考に、After Effectsでの書き出しを行ってみよう。
不明な点があれば、Adobeの公式ヘルプやオンラインのチュートリアルなども参考にすると良い。