学科【オンライン】2025.11.12
授業内容
- 費用とは?
- デザイン費用とは?
- 選ばれるデザイナーになるには?
- 考える力について
- 本日のまとめ
習得内容
- 費用とは?
■費用とはなにか?
費用とは、経営活動によって費消された支出のこと。
費用は会社が支出したすべてのコストのことで、会社の経済を減少させること全般を指す。
「費用」は商品・サービスを売るために使うお金。
たとえば、販売する商品の仕入や従業員に支払う給料など、収入を得るために使ったお金のこと。
■費用の種類は?
経費になるもの
・人件費
・消耗品費
・接待交際費
・旅費交通費
・研究開発費
・新聞図書費
・通信費
・広告宣伝費
経費は、会社運営に発生する全ての費用の中で、業務上必要で売り上げにつながるものを指す。
■売上にかかる費用とは?
販管費とは「販売費及び一般管理費」の略語であり、売上を上げるために間接的にかかった費用のこと。 広告宣伝費、間接部門の人件費や経費、企業全体の管理費が販管費に該当する。 たとえば製造業の場合、製造に携わる従業員の人件費は売上原価で計上され、販売活動に携わる従業員の人件費は販管費で計上される。
- デザイン費用とは?
デザイン費用は全てデザイナーの作業費(人件費)やデザインの技術に対する単価です。 そしてデザイン費とは市場に定価がない。
■デザイン制作費とは何ですか?
デザイン制作費は、お客様の為にお客様とその表現したい事を知り、広告の対象者の事を考え適切な表現を考え作る、企画費がデータ製作費に含まれたもの。
■デザイン料は源泉徴収ですか?
答えは、デザイナーへのデザイン報酬は、源泉徴収をする必要があります。 源泉徴収税額は、報酬の額の10.21%。 ただし、同一人に対し1回に支払われる金額が100万円を超える場合、100万円を超える部分は20.42%となる。
- 選ばれるデザイナーになるには?
「今度お店を立ち上げるのでWebサイトや販促物で使用するロゴが必要になったのでよいデザインが出来る人を探している。」といった依頼があった’場合、以下のようなことを考えたとする。
・そもそもどんなロゴが欲しいのか?
・何かイメージしているロゴの雰囲気はあるのか?
・どんな人がそのロゴを見ると思っているのか?
・そのロゴを見てどう思って欲しいのか?
・いつまでにロゴが必要なのか?
・いつまで使うロゴが欲しいのか?
・どれだけの人がそのロゴを見る事になると思うのか?
・ロゴを利用する場面はイメージ出来ている?
・そのロゴで予想できる反響をイメージ出来ている?
・このロゴの予算はいくらだと思っている?
これを依頼者側の考えとしてどれくらい捉えられるかが大事になる。ヒアリング力が高いとデザインを表現する時にも具体化しやすくなる。
しかし自分を全く出さないデザイナーというのも選ばれるデザイナーとは言えない。まずは自分の考えや価値観の確認をし、相手がどう思うのか想像し聞いてみよう!!
- 考える力について
■デザインを「考える力」
何を考えていかなければならないのかを整理してみよう。
また、「デザイン費用」はどうやって発生するのか?
どんな作品に「お金を出す」価値があると考えられるのか?
ポイント1 目的をしっかりと持つ
ポイント2 生産性を意識した業務(効率よく作業する。パソコンの操作性も踏まえたデザインなど)
ポイント3 そもそも利益に結びつける
この意識を持って作品を創造してみよう。